ジャニーズフィルムフェスタのこと

8月の話ですが失礼して。

個人的には、岡田くんとニノと斗真くんの対談が楽しみでした。岡田くんに興味を持ち始めたのは今年の4月で(サイドバー参照)、そのきっかけがニノとのトークだったので。あのとき、ニノの昔の話についてどこまで話していいのか…と気を遣い、探り探りしゃべっていた岡田くんの人柄にガツンとやられました。この人、真面目で素直な人なんだなぁって。え、いまさら岡田くん?って自分でも思ったけど仕方がないよね、今までこれといったきっかけがなかったんだから。ほんと、どこできっかけがやってくるかわからない…(笑)。

そういうわけで楽しみだった対談なのですが、ああやっぱり岡田くんは真っ直ぐだ、と再確認。お芝居に対する姿勢について、3人の中で一番明確に語っていたんじゃないかな。真面目すぎるくらい真面目で「自信がない」なんてことも包み隠さず話すから、そこまで話さなくても別にいいんだよ、ってこっちが心配になるくらいでもおかげでますますやられました!

(あのふにゃふにゃしたしゃべり方で「俺、本当にうれしいよ。嵐が売れてくれて」という一言が、冗談だったとしても、心にじわーっとしみました。)

岡田くんについて語りすぎたけど本題は大野さん、いやサミーですよ。ていうか、まさかサミーが出てくるとは思ってなかったですよ。普通に絵を描くだけだと思っていましたよ。あの人は、1つキャラクターを乗せると本当にうまい。全部もっていっちゃうんだもの。かつてのサミーとは全くの別人になっていましたが、安田くんのアシストもあり、クレヨンの箱のミラクルもあり、かなり強烈な印象をお客さんに与えましたよね…

後日、おさどでの話。絵を教えるなんて、好きで描いているだけだし、普通にやったらたぶん難しいと思うから、おねえキャラのっけちゃおうか、その方がやりやすいでしょ?ってことになったようです。そのおかげでかなりゆるいコーナーになって、他の班が真面目に語る中でのあの異質さが、かえっていいアクセントになっていたんじゃないかな。大野智って器用でこういうのがとっても上手な人なんですよ。ここ、アピールポイントです!

総じて言うと、とにかく楽しかった!の一言ですね。お目当てのメンバーが出ている部分以外も本当に楽しかった。全部で4回見たけど全く飽きませんでした。いろいろなグループのメンバーが出演しているから、お客さんもいろいろなグループのファンの集まりで。だから同じものを見ているのに反応が様々なのが非常に面白かったです。たとえば、翔くんがゴルバチョフ氏に会った時の話とか、大野さんの個展のときの作品とか、嵐ファンなら知っていることに対して「へぇー」とか「おぉー」とかっていう反応がとっても新鮮。逆にわたしも、亀梨くんや長瀬くんたちの話に対して新鮮な反応をしていたはず…そういう意味では、これまであまりよく知らなかったグループのメンバーの話が聞けたのは有意義でした。むしろどの対談ももっとじっくり聞きたかったくらい。その物足りない分はパンフレットのテキストで補えたといえば補えたけど、やっぱり本人たちの表情を見て、声を聞きたかったなぁ。DVD化は…過去のことを考えるとまずありえないんでしょうな。もったいないっす。