アラフェス'13のこと

 

アラフェスが終わって1週間が過ぎて、え、もう1週間?って感じですが、今年感じたことを残しておきます。

今年は本当に激戦で、周りの知人で行ける人がこれまでで一番少なくて、それなのにわたしは友人のおかげで両日とも入ることになって、実はかなり複雑な気持ちでした。別に悪いことをしているわけじゃないんだけど、おおっぴらに言えない雰囲気…。行くことを隠されるのはいやっていう気持ちもわかるし、かといって行ける喜びを表に出すと行けない人はやっぱり悲しい気持ちになるだろうし、一体どうすればいいの…っておろおろしている間に初日がきて、あっという間に終わってしまったけどね…。

今年一番驚いたのは初日のMC。(具体的に知りたい方はレポを検索してみてください。)とにかくJOCを意識しすぎてた。確かに国立競技場とJOCは切っても切り離せない関係だけど、6年連続で毎年使ってきたのに今までJOCJの字も触れてこなかったよ。Jと言えばうちのJだよ!こんなにJOCを前面に出したのは初めてでしょ。なにこれ…って最初は理解できなかったけど、これって、もしかして、2020を意識してる…?って思った瞬間、どん引き(笑)。

それからセットリスト。(これも知りたい方は検索してみてください。)次の曲が流れるたびに、え、またこれなの?え、これ去年もやったよね?っていうのが多すぎて、なんだかモヤモヤもやもや。

踊る曲が多くて5人ともカッコよかったし、初日はこれが最初で最後だろうっていうくらい最高の座席でめまいがしたし、2日目は上3人が(きっと)必死に考えたニノと松潤の30歳のお祝いを目撃できたし、すっごく楽しかったのに、どこかすっきりしないものが残ったまま現国立競技場で開かれる最後のアラフェスが終わりました。

 

でも、それから少し考えてみました。

アラフェスはファンの投票に基づいてセットリストが決まる、というお約束。投票結果が1年前とがらっと変わるなんて実は考えにくいんだよね。だって投票する人は去年と同じなんだもの。そう考えると、一番苦労したのは本人たちなんじゃないかな、と思ったのね。去年と同じ曲をどうやって見せてどうやって楽しんでもらうか、そこに力を入れてたんじゃないかな、って。その結果が歌パートとラップパートを入れ替えたアレンジだったり、DJMJに組み入れてみたり、ってことなんじゃないかって。わたし、基本的に好き嫌いはじっくり考えて判断するタイプではなくて直感で判断するタイプなので、一度えっ…って思っちゃうとそこからなかなか抜け出せない。だから、どうしてもっと早くそれに気づけなかったかなあ、気づいていたらもっと違った見方ができたかもしれないのになあって、今さらですが後悔先に立たず…。

それにJOCのことも。なんで政治をからめてきたかなあ、って思ったけど、メンバーのあいさつやコメントを思い返すと、新しい国立競技場が完成したら戻ってきたいと一番思っているのはもしかしたら本人たちなんじゃないのかな。だとしたら、初日の件も仕方ない…か…って思えてきちゃった。もし本当に戻ってきたいのなら、もちろん全力で応援するよ!まだまだ同じ夢を一緒に見たいからね。(ただね、ああいう「営業」はやっぱり別の場所でやってほしい、というのが本音。そしてこれはあくまでも個人的な憶測。その域を超えません。)

結局なにが言いたいのかというと、いろいろと思うところはあったけどやっぱりアラフェスは楽しかったよ!ということでした。うまく伝わっていないかもしれないけど、うん、本当に楽しかったよ。いろいろと理屈をつけて自分を納得させてるだけかもしれない。でもそれでもいいんだ。自分の中で理に適っていたら。

最後に、バースデーサプライズのとき、大野さんが体育座りでメインスクリーンに流れる相葉くんのサンドアートとみんなの手紙をじっと見つめている姿がとってもかわいかったことをお伝えしておきます。