LOVEのこと

いきなり映画音楽のようなドラマティックでスケールの大きな曲が始まって、あれ、これ最後の曲?って不意打ちをくらいつつ、そのあとでアイドルっぽい曲あり、カッコいい曲あり、すべての歌詞に共通するLOVE。いいじゃないですか。昔のアルバムっぽいよ、ってお友達から聞いてたけど、最初それにはぴんとこなくて…でもそれはたぶん5人が大人になったからなのかな。こういう曲、確かに若いころにも歌っているけど、聴こえ方がたぶん違うのね。昔は背伸びして精一杯歌っていたのが、今は曲にしっかりはまってる。歌う側も聴く側も歳をとったんだなぁ。そんな中で"Rock Tonight"だけが全体の中で浮いてるように聴こえます。なぜこの曲を入れたんだろう…若さあふれてキャピキャピしてる曲。むしろデビューアルバムに入っていそうな曲。それが今回のアルバムの中で異質に聴こえるっていうのが非常に面白いなあと思ってます。あえてそれを狙ったのかな。おさどで「振り付けやります。前回とは違う感じの曲調で」って言ってたのも気になっていて、前回と違うならこれかこれかな、でも振付けするならこっちをやってほしいなぁ、などと考えながら聴いてます。

なんて書いておいて、さっきふと翔くんのインタビューを読んでいたら1曲目や"Rock Tonight"についてわたしの感想と同じことを言っていて、あ、間違ってなかった、ってちょっと安心しました(笑)。

嵐の曲だから、とか大野さんが歌っているから、とかっていうフィルターをかけて聴くことができなくて、他のアーティストやバンドなどと同じように1つの音楽として聴いているので好き嫌いがはっきりしてるかもしれませんが、ぶっちゃけると、今回のアルバムは各ソロよりも5人の曲の方が圧倒的に好きな曲が多いです。大野さんのソロ含めてもね。大野さんのソロの評判はわたしの周りではとってもいいのです。だからきっといい曲なんだと思う。けど…わたしの好きなタイプの曲ではないのです…すごく難しい曲だとは思うのね、"Hit the floor"。音が細かくて音程取りづらそう。そしてそれをちゃんと歌えてるのはさすが、すばらしい!しかしだな…あーやっぱりジャスティンとかAOR好きなんですね…って感じで。うん、わたしあんまりそっち系の音楽が好きじゃないんで。ソロで好きな曲って実は翔くんのが多いかも。去年の"Fly on Friday"なんて大好き。今回もソロの中であえて選ぶとしたらやっぱり"sugar and salt"かな。

P・A・R・A・D・O・XのことはMステもあるのでまたあらためて。